佐賀 美容・神経整体 ネル
営業時間9時45分~20時30分 電話番号0952-27-4366

夜間の動画視聴が睡眠に与える影響【眠れない夜のTIPS】

      2019/02/24

3年A組の教室のイメージ画像

昨日の夜は、日曜10時30分から放送されているドラマ「3年A組」を見ました。

「3年A組」は、娘にすすめられて途中からか見始めましたが面白いドラマですね。

最近は熱い先生は、叩かれてしまいがちな世の中ですが、死を前にした人間の言葉は重く感じます。

「明日死んでも後悔しないように生きたい!」、そんなことを考えさせられる個人的にオススメなドラマです。

なんて事書いてますが、今日は個人的な趣味の日記ではなく、夜間の動画視聴が睡眠に与える影響についてのお話です。

睡眠の質を上げる光のTIPS

眠りはメラトニンによって誘発される

人間の生体リズムは体内時計によって調整されています。

朝起きて、朝陽を浴びることで体内時計がリセットされ、そこから約14~16時間経過後に、脳の松果体からメラトニンという睡眠促進ホルモンが分泌され始めます。

メラトニンの分泌は光の影響を強く受けるので、睡眠の質を上げる為には夜寝るまでの照明を暗くすることが重要になります。

私の場合だと毎朝基本的に5時過ぎに起きるので、夜8時~9時頃には照明を暗くした方が良いということになります。

お風呂の照明から暗くする

夜8時~9時というと、多くの方はお風呂に入ったりお食事をされたりするような時間になります。

お風呂は、温熱効果によって全身の血流が良くなり、血行促進による肩こりや腰痛、冷え、むくみ等の緩和も期待できます。

全身の緊張が緩和することで心身ともにリラックスでき、ストレスを解消する効果もあります。

夜のお風呂はすでに入眠への入り口です。
なので可能であれば、お風呂の照明がLEDで明るかったりするならば、電球色の橙色の少し暗めの照明に変えるのもオススメです。(転倒しないくらいの適度な暗さですよ)

お部屋の照明から暗くする

食事をする場所の照明も明る過ぎることが多いので、段階を切り替えられるなら、1~2段階照明を落としたり、電球色のLED照明に変えるのもオススメです。

夜間に明るい部屋で過ごしてしまうと、入眠が遅くなるという実験結果が出ていますので、お風呂の照明を落とすと同時にお部屋の照明も少し暗めにしましょう。

ブルーライトカットだけでは☓

LED照明やテレビ・スマホ・パソコンのディスプレイに含まれるブルーライト(青白い光)は、強いエネルギーを持つせいで角膜や水晶体で吸収されずに網膜まで到達してしまい、目を疲れさせたり脳を刺激して覚醒させたりする点が問題と言われています。

ブルーライトカットフィルム等を貼っていても、光による刺激はメラトニンの分泌を抑えてしまいますので、テレビ・スマホ・パソコン等からの光にも気をつけましょう。

夜間の動画視聴は睡眠に悪い影響を与える?

睡眠学的にはよろしくない行動

前述しましたように、夜間の明るい環境は睡眠促進ホルモンのメラトニンの分泌を抑える効果があります。

なので睡眠学的には、夜間のテレビ視聴や、パソコン仕事、スマホでの動画視聴などはよろしくない行動であると言えます。

ただ、「いやいやこの時間しか好きなテレビや動画見る時間ないよ」という方も多々おられると思いますので、テレビ、パソコン、スマホは最低でも布団に入る1時間前までにしましょうということをお伝えさせて頂いています。

面白いと眠り難くなる

個人的な感想ですが、「3年A組」というドラマは、非常にハラハラドキドキで続きが気になるそんな面白いドラマです。

10時30分から始まるドラマで私の睡眠習慣には合わない時間なので、通常私は録画して次の日に見ていたのですが、昨日はどうしても続きが気になってリアルタイムで見てしまいました。

すると脳が覚醒してしまっているんでしょう。いつもだったらとっくに寝ている時間なのに、ドラマが終わってから布団に入っても全く眠れる気がしないんです。

脳は退屈なことや単調なことをしていると眠くなりますが、面白いこと面白過ぎることをすると眠りの妨げになってしまうことを再確認できました。

夜間の動画視聴は眠りの妨げになる

眠れないお客様から、
「眠れないからスマホでYoutube見てます、ショッピングしてます」
「眠れないから海外ドラマ見てます」
なんてお話をお聞きすることがあります。

鶏が先か卵が先かという話になってしまいますが、眠れないから動画を視聴してるのか?、動画を視聴する習慣が付いてしまっているから眠れないのか?考えてみて下さい。

非常に便利なスマホですが、ブルーライトの光の刺激も眠りを妨げますし、面白い動画やドラマ等は脳を覚醒させてしまうので入眠の邪魔になります。

夜間を暗めの照明の下で過ごし、楽しい動画はいつもの入眠時間の1~2時間前までにする習慣がつけば、睡眠の質を上げられる可能性がありますので、夜間の動画視聴の習慣がある方は少しずつ改善されてみて下さい。

※ 私も次の日に支障をきたすと良くないので、来週から「3年A組」は録画して視聴することにします。

LINEで予約して腰痛肩こりを卒業する