ダイエット前に必見!「良い筋肉と悪い筋肉」で基礎代謝を高める
2024/07/18
「健康的で、機能的で、しなやかな身体作り」をテーマにしている佐賀 美容・神経整体 ネルでは、女性らしいスタイル作りを考えていく時に、基礎代謝を高めるという点が重要だと考えます。
血流やリンパの流れは全身の筋肉が担っているので、筋肉の質を高めることで体液循環を上げ、内蔵の働きを活発にし、基礎代謝を高めることができます。
ただやみくもに運動をしていると、逆に血流やリンパの流れが悪くなる可能性があることを知っておいて下さい。
- 【良い筋肉の特徴】
- 柔らかい
- 伸び縮みしやすい
- 脂肪が燃えやすい
- 血流やリンパの流れがよくなり、代謝も良くなる
- 【悪い筋肉の特徴】
- 硬い
- 伸びにくい
- 脂肪が燃えにくい
- 血流やリンパの流れが悪くなり、老廃物がたまりやすい
運動により鍛えられる筋肉のかたより
自転車こぎ、ランニング、筋トレなどのトレーニングは一定の動きを繰り返すので、同じトレーニングばかりする人は同じ筋肉ばかりが刺激されることになります。
刺激を受けた筋肉は、太くなって縮みますが、同じトレーニングで特定の筋肉ばかり刺激されているとその筋肉の周囲の筋膜も硬くなります。
これは首肩こり、腰痛その他の人でも同じことが言えます。
例えばいつも猫背で頭が前に出てストレートネック気味の人は、首の筋肉ばかりに負荷をかけるので、筋トレをしたかのように首の筋肉が太くなり縮むので、首が太く短く見える現象が起きます。
トレーニングをしていて、いつも腕・太腿・ふくらはぎなど特定の部位が硬くなっているという方は、筋肉への刺激にかたよりがある可能性があります。
そういう方は最初と最後にストレッチをして筋肉を緩めてあげたり、筋肉が回復できるようにトレーニングの休息日を作ってみた方が良いかも知れません。
筋肉が硬いとどうなる?
筋肉が硬くなっている状態は、その周囲の筋膜も引っ張られて硬くなるので、その緊張は全身に影響を及ぼし、体が常に緊張してリラックスしにくくなります。
さらに硬い筋肉は伸縮性が乏しく、筋肉のポンプ作用が低下して体液循環が悪くなります。
体液循環が悪くなると、体に疲労物質が残りやすく、隅々まで酸素や血液が行き渡りにくくなり、代謝が下がります。
このように硬い筋肉は、周囲の筋膜も硬くし、血流やリンパの流れを悪くするので老廃物をため込み、顔や身体のむくみの原因になります。
筋肉が柔らかいとどうなる?
柔らかい筋肉は伸びることも縮むこともしやすい自由な状態です。体液を循環させるポンプ能力も高いので筋肉の周りの血流やリンパの流れが良くなります。
血流やリンパの流れが良くなると、筋肉のポンプ作用で老廃物を排出し、細胞へは酸素と栄養がきちんと届くようになり、新陳代謝がアップします。
また、脂肪燃焼効率を考えた時にも強くて太くて硬い筋肉よりも、細くても動かしやすい柔らかい筋肉の方が、より脂肪を燃焼してくれます。
ダイエットの前に基礎代謝をチェック!
ダイエットを考える時に切り離せないのが「基礎代謝」です。
私達は呼吸の維持、体温の維持をする為に内蔵が動いているだけでもエネルギーを消費しています。
基礎代謝とは生命維持活動の為に使われるエネルギーで、1日何もせずに寝ているだけの状態でも消費するエネルギー量のことを指します。
基礎代謝を上げる為に筋トレ!?
基礎代謝の内訳は、筋肉が約40%を占めていて、残りの60%を内蔵が担っていると以前は考えられており、「筋トレで筋肉量を増やして基礎代謝をあげる」ことがダイエットの成功につながるという考え方が一般的になっていました。
ところが厚生労働省から発表されている最新の研究データでの基礎代謝の内訳は、
- 筋肉…22%
- 肝臓…21%
- 脳…20%
- 心臓…9%
- 腎臓…8%
- その他…20%
参考:厚生労働省 ヒトの臓器・組織における安静時代謝量より
運動による消費カロリーは以外と低い
運動による消費カロリーは以外と低いです。
チーズバーガー約1個 300カロリーを体重60キロの人が運動で消費する場合
運動の種類 | 運動時間の目安 | 運動の種類 | 運動時間の目安 |
---|---|---|---|
お散歩 | 90分前後 | ウォーキング | 75分前後 |
ジョギング | 30分前後 | 縄跳び | 30分前後 |
エアロバイク | 60分前後 | 水泳(クロール) | 15分前後 |
健康維持の為の適度な運動は良いと思いますが、運動が嫌いな人がダイエットの為に運動を頑張るというのは楽しくないのでおそらく続かないでしょう。
もし「運動するだけで基礎代謝が上がって痩せる」という思い込みがあるなら、それは一旦リセットしましょう。
基礎代謝を高める為に柔らかい筋肉に再生する
佐賀 美容・神経整体 ネルでは基礎代謝を高める為には、
- 深い呼吸ができるように姿勢を整える。
- 内蔵が働きやすいように筋膜の緊張をとる(硬い筋肉を柔らかくする)
- 脳疲労を解消する(筋膜のねじれ、頭と体のゆがみを整える)
- 適度な運動をする
硬い筋肉を柔らかく、筋膜のねじれを整える為には、まず身体のゆがみ、ねじれを整えて筋肉の負担を減らすことが大切です。
筋肉の負担が減れば、睡眠時の身体の修復作用で疲れた筋肉が蘇るので、柔らかい筋肉を保ちやすくなります。
サロンで身体のメンテナンスをされている方からは、身体を整えてからランニングすると、
- 運動する時の身体の軽さが違う。
- 運動した後の筋肉の疲れが違う。
- 朝起きた時の身体の軽さが違う。
健康の為やダイエットの為に運動をお考えの方は、まずは硬い筋肉(悪い筋肉)を柔らかく(良い筋肉)にしてから運動を始めた方が、効率良くよりよい結果につながるかも知れませんよ。